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取材班が行く食いしん坊の旅

第13回 久慈川を眺めながら楽しむ奥久慈しゃも料理【和風レストラン七曲り】

取材班が行く食いしん坊の旅

久慈川の清流を見下ろし、奥久慈の味覚を堪能

 「和風レストラン 七曲り」は、お店から見える久慈川の渓谷の断崖につくられた、曲がりくねった道の名前である”七曲り”から命名された、絶景と奥久慈しゃも料理が自慢のレストラン。
 店内の大きなガラス窓からは、四季折々様々な姿を見せる奥久慈の自然を堪能することができます。久慈川の流れが美しく、冬季には、大変珍しいシガ(※)を見ることもできます。
 お店を出ると、下に降りて川岸まで歩いて行くことができ、シーズンには、釣り人が集まるスポットでもあります。
※シガとは、氷の小片が無数に生じ音を立てて川面を流れる非常に珍しい自然現象の一つで、流氷の一種です。シガは、水面にはった氷が割れて流れているのではなく、水中もしくは川床でできた「氷の粒(切片氷)」が水面に浮き上がって流れています。いくつもの条件が重なり初めて鑑賞できる厳冬期ならではの自然の芸術です。

和風レストラン七曲り 外観

午前中の景色

眼下に流れる久慈川

和風レストラン七曲り 入口

和風レストラン七曲り 座敷席

和風レストラン七曲り テーブル席

究極の奥久慈しゃも料理

 「和風レストラン 七曲り」の一押しメニューは、奥久慈しゃもの焙り焼き。フランスのジビエ料理にヒントを得て、低温の油で長時間かけて煮込んだ後、焙った奥久慈しゃもは、ジューシーに仕上げられており、奥久慈しゃもを味わうには最高の一品です。
 一人前で、かなりボリュームがあります。おにぎりセットと一緒に注文して、豪快に食べるのがおすすめです!


奥久慈しゃもを贅沢に使ったしゃもすき

 奥久慈しゃものもも肉、むね肉、レバーを贅沢に使ったしゃもすきは、奥久慈しゃもの卵につけていただきます。
 甘辛の割り下と濃厚な奥久慈しゃもの卵の組み合わせは最高の贅沢。大子町名産のこんにゃくと、しゃもの出汁でコクがでた割り下の相性も抜群です。

取材班の一言メモ

 千葉県出身で、大子町の自然に魅了されて平成8年に「和風レストラン 七曲り」をオープンしたご主人は、実は釣り名人で、釣り具メーカーのカレンダーにも掲載されるほどの腕前の持ち主!店内には、なかなか見ることのないサイズの魚拓があり、驚きました。
 奥久慈しゃも料理ももちろんですが、東京の下町で修業をしたご主人の煮魚は大人気だそうで、ご主人自ら市場で仕入れる数々の新鮮な魚料理もおすすめです。タイミングが合えば、ご主人が釣った魚を食べることもできます。
 お店からの景色とご主人の絶品料理で、心身ともにリフレッシュできるので、ぜひ一度足を運んでみてください。


和風レストラン七曲りの店舗情報

住所 大子町下野宮3501
営業時間 11:30~15:00  17:00~21:00
定休日 毎週木曜日
ご連絡先
TEL: 0295-72-5391
駐車場 30台
最寄り交通機関 東京方面から常磐自動車道の那珂ICをおりて、国道118号線を北に向かって約51キロメートル、1時間20分

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