PICK UP / 茨城のうまいもの特集
オー・ボン・ヴィヴェール オーナーシェフ佐藤正信(水戸市)
オー・ボン・ヴィヴェール
『オー・ボン・ヴィヴェール』は、1986年にオーナーシェフである佐藤正信さんが開店した、歴史ある本格フレンチレストランです。使用する野菜はシェフ自らが手にとって吟味。肉や魚は冷凍ものは使わず、産地にこだわったものを厳選するなど、素材の良さを生かした料理を提供しています。(ランチは1980円~、ディナーは5000円~。) また、オー・ボン・ヴィヴェールの隣『ステーキハウス彩(あや)』では、茨城の銘柄牛「常陸牛」をはじめとした銘柄黒毛和牛を堪能することができます。 シェフ厳選の最高級A5ランクのステーキがカウンター越しに焼き上げられる鉄板焼きの醍醐味を、十二分に味わうことが出来ます。(ランチ・ディナー共に10,000円~)
茨城フレンチ界の巨匠
オーナーシェフ佐藤正信さんは水戸市出身。20歳の時に「手に職を付けよう」と料理の道を志したそうです。横浜や東京のホテルやレストランで修業を積み、仕事の合間には都内の有名ホテルや名のあるレストランに足を運んだそうです。 佐藤さん「この世界に入ってから、メニュー構成、語学など、料理だけでなく様々なことを勉強しなければならない、と思いました。しかし当時はお金もなくて…。コース料理はなかなか食べる機会がありませんでした。せめてホテル内にあるカフェに入って雰囲気を感じたり、レストランのメニューを見て歩いたり、都内のレストランやケーキ屋は相当歩きました。」 そんな勉強のかいもあり、スーシェフ、シェフを経験した佐藤さん。茨城を出てから7年ほど経った時、茨城県内・ひたちなか市のホテルに勤める友人から、「ホテルの料理を変えたい」と相談を受けたことをきっかけに、独立も視野に入れて地元に戻ったそうです。 スーシェフ…副料理長 シェフ…料理長
誘いを受けたひたちなか市内のホテルでシェフとして勤務してから1年半後、佐藤さんは地元である水戸市内にオー・ボン・ヴィヴェールをオープンしました。 学んできた経験の全てを注ぎ込んだ独自のメニュー構成と、「和」の食材とフレンチを融合させた“フレンチ懐石”は、当時話題を呼び、たちまち人気店となりました。 お店で使用する多くの野菜は、佐藤さんの奥様のご実家(常陸太田市)から仕入れているそうで、店内の一角で販売を行うほど人気となっています。 佐藤さん「結婚して妻の実家で採れた野菜を食べるようになってから、店でも自然と地元の野菜を使うようになりました。もちろん、フランスから仕入れている食材もありますが、今では月に2~3回ほど、実家でできた野菜を持ってきてもらっています。牛肉も、開店当初は松坂牛など全国のブランド牛を使っていましたが、現在は常陸牛中心です。」 肉はもちろん、魚介料理にも定評のあるオー・ボン・ヴィヴェール。それは、海に面した茨城県ならではの、「仕入れる魚を自分で見て決められる」強みがあります。 佐藤さん「車で30分ほどで市場がありますから、行ける時は行っていますね。旬の地元の魚を積極的に使っています。」 肉も魚も冷凍のものは一切使わず、素材にとことんこだわる。そして、“季節感を大切に”するのが佐藤さんのモットーです。
インフォメーション | |
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名称 | オー・ボン・ヴィヴェール、ステーキハウス彩 |
住所 | ・JR常磐線「水戸駅」より車で約10分 ・県道50号線(旧6号国道線)「千波十文字」交差点付近 |
お問い合わせ |
TEL: 029-241-4129 |
WEBサイトURL | http://www.au-bon.com/ |
アクセス | ・JR常磐線「水戸駅」より車で約10分 ・県道50号線(旧6号国道線)「千波十文字」交差点付近 |
その他の情報 | 営業時間:11:30~14:00/17:30~21:00 休業日:火曜日(但し、変則ですのでお気軽にお電話でお問い合わせください。) ※この情報は2016年度時点のものです。 |
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