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旬のうまいもの特集
じつは生産量日本一!いばらきメロン
 
            じつは生産量日本一! いばらきメロン
メロンの種類
 
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                    イバラキング茨城県の高い農業技術を結集し、長い年月をかけて完成した茨城県オリジナル品種のメロンです。 
 5月上旬ごろから出荷が始まります。さわやかな甘さと、肉厚でなめらかな口当たり、きめ細やかでジューシーな果肉が特長です。
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                    オトメアンデスメロンに先駆けて4月ごろから出荷されます。 糖度が高く、さわやかな甘さとホワイトグリーンの美しい果肉が特長。 
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                    アンデス厚い果肉と豊かな香りに加え、甘さにコクがあります。 
 細かい網目が美しく、味と香りがマスクメロンに似ており、値段もリーズナブルなので根強い人気があります。
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                    クインシーまろやかな甘みとなめらかな舌触りが楽しめます。 
 美しいオレンジ色の果肉が特長で、βカロテンを多く含有しており、赤肉メロンの代表といえます。
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                    タカミ縦長の果形で網目が細かくネットの盛り上がりが薄いのが特長。 
 果肉は緑色で糖度が高く、さわやかな甘みがあります。果肉がやや硬めなので日持ちがよく、スーパーなどでもすっかりおなじみになりました。
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                    アールス美しい見た目はもちろんのこと、肉質、味、芳香いずれも最高。茨城県では、秋メロンとして知られています。 
いばらきメロンの歴史とこだわり
 
                 茨城県のメロンが大きく産地化したのは、昭和37年に旭村(現鉾田市旭地区)と八千代町でプリンスメロンを導入したことが始まりでした。 昭和50年代にアンデスメロンが導入され、茨城県のメロン栽培は急激に拡大、ピーク時の昭和63年には約8万tを生産しました。その後、平成10年から現在まで、全国一の生産量を誇っています。(※令和4年産農林水産省野菜生産量出荷統計)
 おいしいメロンづくりに欠かせないのは、水はけの良い土地と温暖な気候です。茨城県を代表するメロン産地である鉾田市、八千代町、茨城町は、1年を通じて温暖で昼夜の温度差があります。また、土壌は水はけのよい火山灰土で、まさにメロンづくりに適した土地といえます。
 産地では、ビニールで覆ったかまぼこ形のパイプハウス(ビニールハウス)でメロンが栽培されています。まだ寒い時期に植えられた苗は、霜にあたらないよう大切に保温され、春先に花を咲かせます。ミツバチによる受粉の後は、余分な果実を取り除いたり(摘果)、大きくなってきた果実の下にマットを敷いたり、実をつけてから収穫するまでの2ヶ月間は、きれいにネット(網目模様)を出すために、よりきめ細かな管理が必要で、生産者は外出もままならぬほど。
 こうして、恵まれた土地でたっぷり愛情を注がれて育ったいばらきメロンは、しまった果肉と豊かな風味に富んだ、おいしいメロンになるのです。
メロンの豆知識
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                  おいしいメロンの選び方    - 
                      ネット(網目模様) 表面に網目のある、いわゆるネットメロンの場合、ネットが盛り上がって均一に張っているものが良いでしょう。網目の細かさには生育時の温度や湿度に左右されるので、より美しいネットを作ることがメロン農家の腕の見せどころです。 
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                      形 均整の取れた球形で、やや縦型のものがおすすめです。傷みが無く、ネットや表面に変色や斑紋、筋などが入っていないものを選ぶようにしましょう。 
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                      大きさ・重さ 大玉のものがおすすめです。 小玉でも、手にしたときにずっしりと重いものが肉厚でジューシー。同じ大きさで軽いものは、種の部分が多い傾向にあります。 
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                      香り メロンは収穫してからも成熟が進む(「追熟」という)ので、店頭に並んでいるメロンは一般的には未熟です。店に並んでいる状態で香りが立つほどのものは熟しすぎている恐れがあるため、避けた方が無難です。 
 
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                  食べごろ  食べごろを見極める方法は幾つかありますが、香りが強くなり、「花落ち部」と呼ばれるメロンの尻の部分をそっと押し、少しやわらかく感じたら食べごろです。 
 低温では熟成しないので、買ってきたメロンを常温で追熟させ、食べる前に2~3時間冷蔵庫で冷やすとおいしくいただけます。 ただし、甘みを感じにくくなるので、冷やしすぎには注意してください。
改まった席でのメロンの食べ方
自宅でいただくときには好きなスタイルでカットして食べればよいのですが、メロンは高級な印象で改まった席のデザートとして用意されることが多いですよね。 そこで、メロンの上品な食べ方を紹介します!
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                      1 フォークで果肉を押さえ、右側から3分の2ほど皮に沿ってナイフを入れる。 
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                      2 ナイフとフォークを使ってメロンを半回転させ、左側から一口ずつ切り分けて口へ運ぶ。 
メロンができるまで
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                      太陽の光を浴びて 
 生長する苗
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                      生長した本床を 
 植えつける
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                      ミツバチを放ち 
 受粉させる
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                      花弁が落ちて 
 実が生長する
 自然の恵みをたっぷり受けて育ついばらきメロン。気候に左右される栽培方法ゆえに、種を植えてから収穫するまで、片時も目を離すことができません。
 鉾田市では、まだ寒い冬に種まきを始めます。そして、本葉が出たところで、ポットに移植します。本葉が5~6枚になったらいよいよハウス等に植え付けです。
 3~4月頃になると、黄色い花が咲き始めます。 ここで活躍するのがミツバチです。ハウス内にミツバチを放ち、蜜を集める習性を利用して受粉を促すのです。
 受粉すると花はしぼみ、実が膨らんでいきます。 さらに2週間ほどたったところで、メロンの表面に網目が入り始めます。
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                      実を汚さない為に 
 マット等をしく
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                      生長に伴い 
 網目ができる
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                      立派に生長し、 
 いよいよ出荷
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                      ネットをかぶせて 
 出荷をする
 メロンの実は大きくなる際、表面が縦横にひび割れし、そのひび割れを治療しようとする分泌物がでて固まること(カルス化)によって網目ができます。ハウス内の温度や湿度によって、メロンの見た目を決める網目の入り方が大きく変わるので、この時期は、特に温湿度管理に気を遣うそうです。
 種をまいてから約150日ほど経過すると、手間暇かけて育てたメロンが収穫の時を迎えます。 愛情をたっぷり受け、豊かな香りと甘み、美しい見た目を誇るいばらきメロン。近くのお店で見かけたら、ぜひ手に取ってみてください!
ハッピーメロンシーズン
 
                 
                  ハッピー・メロン・シーズンの取組みについて
茨城県は、全国一の生産量を誇るいばらきメロンの旬の時期である5月~6月を「ハッピー・メロン・シーズン」と位置づけ、消費者の皆様にいばらきメロンを見て、知って、食べていただこうと、関係団体と連携し、様々なイベントやPRを実施してまいります。
※このページの情報は2024年4月時点のものです。

 
                       
                       
                       
                       
                       
                       
                      
