PICK UP/ 茨城のうまいもの特集

旬のうまいもの特集

いばらきの牛乳

牛乳をもっと飲もう

牛乳の消費拡大に向けて

 茨城の酪農の歴史は古く、天保4年(1833年)水戸藩主徳川斉昭公が、現在の水戸市見川町丹下に「桜野牧」を開設し、14頭の牛を導入して放牧したのが始まりとされています。
以来本県の酪農業は、首都圏への牛乳の供給県として発展し、本県農業のなかで大きな役割を担っています。
美味しくて安全で健康に良い茨城県産牛乳を多くの方々に広く飲んでいただくため、県産牛乳の消費拡大に向けたさまざまな取組みを行っています。

安全でおいしくのんでほしいから

 県内の原乳が集まる3箇所のクーラーステーションごとに、月1回放射性物質検査を実施し、県内で生産される原乳の安全性を確認したあとに流通させています。
また、酪農家が乳用牛に給与している県内産牧草・飼料用稲等についても、国が定める検査方法により放射性物質の検査を実施し、暫定許容値以下の飼料のみを利用し原乳に放射物質が移行しないよう対策を講じています。

 国際連合食糧農業機関(FAO)が6月1日をWorld Milk Day(世界牛乳の日)として2001年に提唱したことから、日本でも2008年に(社)日本酪農乳業協会が毎年6月1日を「牛乳の日」、6月を「牛乳月間」そ定めて各地でキャンペーンが実施されています。
茨城県でも、当日は酪農関係団体や牛乳団体と協力し、水戸駅構内において牛乳消費拡大キャンペーンを実施しています。6月の牛乳月間中に県牛乳普及協会が、牛乳について正しく理解してもらうため、小学校や幼稚園の児童園児を対象とした出前講座や、高等学校での牛乳に関する講話、ポスターコンクールや料理コンクールなどを開催しています。

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いばらきのミルクスタンドmilsta milstaのご紹介 milstaのおすすめ商品

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牛乳のチカラ

牛乳の栄養

 丈夫なからだづくりのためには、栄養バランスのとれた食事を規則正しくとることが不可欠。それをサポートしてくれるのが、おいしくて栄養バランスも整った牛乳です。

骨粗しょう症予防
適度な運動の後、30分以内にタンパク質と糖質を含む牛乳などの食品を摂ると、血液量が増え発汗しやすくなるなど、体温が上がりにくい体になることが最近の研究で分かってきました。
「ややきつめの運動+牛乳」で暑さに強い体を作りましょう。
免疫力アップ
大切な免疫機能は年齢とともに低下していきますので、特にお年寄りは感染症に注意が必要です。牛乳に含まれるタンパク質のカゼインからできるカゼインホスホペプチドは、抗体の産生を促進する働きがあります。
ほかにも、病原菌の体内進入を阻止する生理機能物質が数多く含まれています。
美肌効果
健康なお肌は、良質なタンパク質から生まれます。牛乳には、タンパク質、美容のビタミンと呼ばれるビタミンB2や肌の新陳代謝を促進するビタミンAが豊富に含まれています。
お肌のトラブルは、便秘が原因となっていることもあります。牛乳に含まれる乳糖は便秘の予防と解消に役立ちます。
成長促進
牛乳のタンパク質であるカゼインが消化吸収される際にできるカゼインホスホペプチドは、カルシウムや鉄などのミネラル類の吸収をよくすることが分かっています。牛乳は成長ホルモンの分泌を促すビタミンB2や、カルシウムの骨への取組みを助けるビタミンD・Kなども含まれているので、子どもの頃から毎日飲む習慣をつけましょう。
骨粗しょう症予防
牛乳を飲む習慣をつけ良質なカルシウムを十分摂取し、丈夫な骨を作りましょう。

熱中症予防のコツについては、こちらのリーフレットをご覧ください

牛乳のリーフレット

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作ってみようミルク料理

 茨城県牛乳普及協会では、牛乳乳製品を使った料理コンクールを毎年開催しています。例年約200点を超える応募があります。ここでは、平成25年度のコンクールで最優秀賞と優秀賞を受賞した2品をご紹介します。
最優秀賞さくさくLe cake saleのとろとろチーズソースがけ
さくさくLe cake saleのとろとろチーズソースがけの材料 さくさくLe cake saleのとろとろチーズソースがけの材料

☆下ごしらえ
じゃがいも、玉ねぎ、プロセスチーズを5mm角くらいの大きさに切る。じゃがいもは水にさらす。大葉を千切りにする。フライパンにサラダ油を引いて中火で熱し、じゃがいも、玉ねぎを炒める。玉ねぎがしんなりしたら塩・コショウをふり、バットに移して粗熱をとる。

【ケーク・サレの作り方】
①ボウルに卵を入れ、泡だて器で卵白を切るように溶きほぐす。牛乳・塩を加え、よく混ぜる。
 泡だて器で混ぜながら、サラダ油を少しずつ細く流し入れる。
②粉チーズを加え、よく混ぜる。チーズのかたまりが無くなったら、プロセスチーズ、大葉、炒
 めたじゃがいもと玉ねぎを加えて、ゴムべらに持ち替えて混ぜ合わせる。
③薄力粉とベーキングパウダーをボウルの中にふるい入れる。ゴムべらで粉っぽさがなくなるま
 でさっくりと混ぜ合わせる。
④型に生地を流し入れる。台に軽く打ちつけて空気を抜き、表面を平らにならす。180℃で30~
 40分を目安に中に火が通るまで焼く。焼きあがったら粗熱を取り、型からはずす。

【チーズソースの作り方】
鍋に小麦粉、片栗粉、牛乳を火にかけ、スライスチーズを溶けやすい大きさにちぎり、加えて溶けたら塩・コショウで味つけをする。

★盛りつけ方法
①ケーク・サレを適当な大きさに切りお皿に盛る。
②皿に盛ったケーク・サレにチーズソースをかけて完成!

優秀賞牛乳のリゾットかぼちゃとともに
牛乳のリゾットかぼちゃとともにの材料

【作り方】
①かぼちゃ(皮付き)は2cmくらいの角切りにする。しめじは簡単にみじん切り。
 ベーコンは1cmの輪切りにする。
②鍋にかぼちゃ、水(200ml)、ベーコン、しめじ、塩コショウ(少々)を入れて蓋をし、かぼちゃ
 が柔らかくなるまで中火で約10分程煮る。
③牛乳、コンソメ、塩(小さじ1)、ご飯を加え一煮立ちして完成。盛りつけたら粉チーズをかけ
 ます。

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県内の牛乳・乳製品情報

茨城みずほ農業協同組合

〒313-0013
常陸太田市山下町3889
TEL.0294-72-9111
FAX.0294-72-9922

財団法人 水戸市農業公社

〒311-4141
水戸市赤塚2-27
TEL.029-251-5532 
FAX.029-251-9558

森永乳業株式会社 水戸営業所

〒310-0851
水戸市千波町1821-1
TEL.029-243-5551 
FAX.029-263-5553

いばらき乳業株式会社

〒310-0852
水戸市笠原町1414
TEL.029-241-1006 
FAX.029-243-2209

株式会社 美野里ふるさと食品公社

〒319-0132
小美玉市部室1164-8
TEL.0299-48-3150 
FAX.0299-48-3151

筑波乳業株式会社

〒315-0025
石岡市泉町6-1
TEL.0299-24-2111 
FAX.0299-22-3087

茨城乳業株式会社

〒315-0034
石岡市東田中字新田1187-1
TEL.0299-26-8111 
FAX.0299-26-5411

トモエ乳業株式会社

〒306-0235
古河市下辺見1955
TEL.0280-32-1111 
FAX.0280-32-4192

ミルク工房もりや

〒302-0118
守谷市立沢2058−4
TEL.0297-47-8639 
FAX.0297-47-8655

オハヨー乳業株式会社 関東工場

〒311-2111
鉾田市上沢1011-2
TEL.0291-39-6781 
FAX.0291-39-6788

株式会社明治 守谷工場

〒302-0117
守谷市野木崎2456
TEL.0297-20-6000 
FAX:029-20-6066

関東乳業株式会社

〒301-0034
龍ヶ崎市下通幸谷町120
TEL.0297-66-1813 
FAX.0297-66-2124

※本文については、2012年6月号「農業いばらき」より一部抜粋しています。

※このページの情報は2014年時点のものです。

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