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いばらきの食に挑戦する人たち

兄弟で農業!若い力でこれからの農業を担う! 井沢夏樹さん、瑞樹(土浦市)

兄弟で農業!若い力でこれからの農業を担う! 井沢夏樹さん、瑞樹

得意分野を活かした家族経営

井沢農園

 土浦市にある井沢農園は、一家で農業経営をおこなっています。中心となって家族を引っ張るのは、"野菜作り"担当の井沢夏樹さん(35)と、"営業・広報"担当の瑞樹さん(33)。兄弟で力を合わせ、若い力で茨城の農業を牽引しています。  兄の夏樹さんは、プロスノーボーダーを目指していましたが、今からおよそ10年前に実家の農業を継ぎ、弟の瑞樹さんは、東京でサラリーマンをしていましたが、4年前に結婚を機に帰郷し、兄と共に働くことを決めたそうです。  兄の夏樹さんは、日本の『食と農』を正しく学ぶ、食育応援プログラム『食の検定』の食農1級という資格を持ち、また、『茨城県農村青少年プロジェクト』で平成23年度に優良賞を受賞するなど、農業に対する熱い想いと行動力があります。弟の瑞樹さんは、サラリーマン時代に培った営業力と広報力を農業経営に活かしています。お互いに助け合いながらそれぞれの得意分野に専念できる。これが井沢兄弟の最大の強みです。  井沢さんが作る野菜は、米、ねぎ、ゴボウ、にんじん、ほうれんそうなど様々。なかでも一番力を入れているのが「えだ豆」です。  「えだ豆に力を入れていこうと思った理由は、競合が少ないこと。また、茨城はえだ豆の産地ではないので、ここから産地にしていきたいという想いもありました。」

市街地ならではの悩み

 井沢農園は、土浦市の中心部にほど近い市街地にあります。  「畑に機械を入れる時は、機械を大型トラックに積んで行きます。周辺道路は 車がビュンビュン走っているので自宅から機械で出発すると迷惑になってしまうので。農薬を撒く時も、必ず近所の人に電話して確認を取ってから作業を行います。」  人口も多く、首都圏もほど近い土浦市。一見便利にも見えますが、このような市街地での農業ならではの悩みがあるようです。普段から近隣住民との親交を深めておくことも、大切なことなのだそうです。

加工施設オープン

 平成23年12月。井沢農園の敷地内に加工施設が完成しました。加工所の名前は『second・kitchen・connection』。野菜を作っているとどうしても出てしまう形の悪いもの、小さいもの。これをなんとか生かせないかと考えた井沢兄弟は、加工施設を建てることを決めたそうです。  「これまでの農業は、作る→売る。で終わっていたんです。でもこれからは、それだけじゃやっていけない時代になってきたと感じました。ただ野菜を作るだけではなく、野菜を食べるバリエーションをこちらからも発信していかなければならないと考えています。」  井沢さんが作る加工品の味付けは、井沢家のおふくろの味で、レシピは秘密だそうです。加工品には瑞樹さんの友人であるデザイナーがデザインしたシールが貼られ、各地で販売されています。

販売時期
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夢~さらなる挑戦~

 「農業で一億円稼ごう!というのが大きな夢です。農業をしている友人達と共にそれを実現したいと思っています。年間計画をしっかりと立てて、スタッフも増やし、いつか一億円稼ぎたいです。」

買えるお店
井沢農園直販webサイト
JA水郷つくば 農産物直売所
オンラインショップ
インフォメーション
名称 井沢農園
住所 茨城県土浦市常名171   
お問い合わせ TEL: 029-822-7454
FAX:
WEBサイトURL http://www7b.biglobe.ne.jp/~no-life/index.html
その他の情報 ※この情報は2013年度時点のものです。

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