いばらき梨よくある質問
梨について
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- 茨城県ではどんな品種が栽培されていますか。
県オリジナル品種の恵水をはじめ、幸水、豊水、あきづき、新高、にっこりなど様々な品種が栽培されています。
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- 茨城県の梨生産量は全国で何位ですか。
千葉県に次ぐ全国第2位(令和4年産出荷量)の生産量を誇っています。
品種別には、「幸水」が最も多く、次いで「豊水」が栽培されています。
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- 茨城県はどうして梨栽培が盛んなのですか。
茨城県は、江戸時代から梨栽培の歴史がある、日本で最古の梨産地のひとつです。
昼夜の寒暖差の大きい気候と、豊かな水、恵まれた土質が梨の栽培に適し、とくに8月から9月にかけては、秋の深まりとともに梨の味にもコクがのって、「旬の中の旬」ともいえる、梨が美味しい季節となります。
県内では、筑西市、下妻市、かすみがうら市、石岡市など県西・県南地域を中心に栽培されています。
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- 県オリジナル品種の「恵水」ってどんな梨ですか。
恵水は、平成23年(2011年)12月に品種登録された茨城県のオリジナル品種で、平成28年(2016年)から本格的な市場出荷が始まりました。生産量はまだまだ少ない品種ですが、県産梨の有望品種として大きな期待が寄せられています。
果実は600グラム程度と大玉で、糖度は13度程度。甘みが強く、酸味の少ない品種です。
収穫時期は、9月上旬から下旬ですが、冷蔵貯蔵するなど、保存方法によっては3か月の長期保存が可能で、輸出にも向きます。
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- その他の品種はどのような特徴がありますか。
県内では、主に8月から10月にかけて、様々な品種が栽培されています。
梨の選び方・食べ方について
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- おいしい梨を選ぶポイントは何ですか。
皮の色やつやが良く、果肉の硬いもの、手で持つとずしりと重いものを選ぶとよいでしょう。
また、シャリシャリ感を求めるなら、果皮が「ザラザラ」なものがオススメです。(幸水)
完熟を選ぶのであれば、果皮のザラザラが少なくなったものや、果皮の色がレモン色に近くなったものを選ぶとよいと言われています。
(豊水)
さわやかな酸味を求めるなら、果皮の色が「黄緑色」のものを選ぶとよいと言われています。
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- 梨の食べ頃はいつですか。
メロンなどと違いほとんど追熟しないので、購入後は、早めに食べるようにしましょう。
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- 梨はどの部分が一番甘いのですか。
梨は果軸側よりもお尻の方が甘い傾向にあります。また、種に近い中心部分より、皮に近い方が糖度が高くなります。
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- 梨の保存方法はどうすればいいですか。
夏に採れる梨は、あまり長く持ちません。秋に採れる梨は夏のものより少し長く日持ちしますが、いずれもビニール袋などに入れて、涼しく風通しのよい場所か冷蔵庫で保存しましょう。
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- 梨のおいしい食べ方は。
梨は涼しいところで保存し、早めに食べましょう。食べる数時間前に冷蔵庫で冷やしてから食べると、より一層おいしく召し上がれます。
梨の買い方について
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- 茨城県産の梨はどこで買えますか。
県内では、筑西市、下妻市、かすみがうら市、石岡市、土浦市などの各直売所や県内のスーパーで買うことができます。
また、いばらき梨の販売店情報は、「いばらき梨の販売店を探す」で紹介しています。時期によっては扱っていない場合もありますので、事前に販売店にお問い合わせください。
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- 県オリジナル品種の「恵水」はどこで買えますか。
「いばらき梨の販売店を探す」内の検索画面より、「恵水」にチェックを入れて検索することで、恵水の販売店舗一覧が表示されます。生産量がまだまだ少ない品種のため、詳しくは、事前に各店舗にお問い合わせください。
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- 県内の直売所で梨の配送や代引きなどは対応していますか。
「いばらき梨の販売店を探す」内の検索画面より、「配送方法」や「決済方法」の各項目にチェックを入れて検索することで、それぞれに対応している店舗の一覧が表示されます。詳しくは、事前に各店舗にお問い合わせください。
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- 茨城県内で、梨狩りができるところはありますか。
茨城県はたくさんの観光農園がある果物王国です。特に、実りの秋にはさまざまな種類の果物狩りが体験できます。ご家族で、グループで、とりたての旬の味をぜひお楽しみください。
その他
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- 梨を食べると、体にどのような効果(機能性)があるのでしょうか。
梨はナトリウムの排泄に役立つカリウムが比較的多く含まれ、さらにアンモニアを体外に排出するアスパラギン酸も含まれます。カリウムとアスパラギン酸は、利尿効果があり、体内の代謝をうまく整えてくれます。また、梨に多く含まれる食物繊維は、便秘の解消に効果があり、体の中をきれいにお掃除してくれます。
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- 毎月6日は「メロンの日」のように、「梨の日」もあるのでしょうか。
「7月4日」は、梨(なし)の日です。7と4の語呂合わせが由来と言われています。
茨城県では、梨出荷の最盛期を迎える8月下旬から9月にかけて、関係団体と連携し、「いばらきの秋梨『旬・どまんなか』キャンペーン」と題した県内外でのPRを実施します。