旬のうまいもの特集
特集 いばらきの秋梨
旬どまんなか!
「いばらきの秋梨」
茨城県は、千葉県に次ぐ全国第2位(令和4年産出荷量)の梨生産地です。
昼夜の寒暖差の大きい気候と、豊かな水、恵まれた土質が梨の栽培に適していることから、江戸時代から梨栽培の歴史がある、日本で最古の梨産地のひとつです。県内では、筑西市、下妻市、かすみがうら市、石岡市、土浦市、八千代町などを中心に各地で生産されています。
7月上旬からの幸水(ハウス栽培)を皮切りに、幸水(露地栽培)、豊水、あきづき、県オリジナル品種の恵水、新高、にっこりなど、品種を変えながら10月上旬頃まで楽しむことができます。
とくに9月は、秋の深まりとともに梨の味にもコクがのって、「旬の中の旬」ともいえる、特においしい季節となります。また、産地を中心に県内各地で行われる「梨狩り」も大人気。シーズン中は県内外から多くの観光客が訪れます。
秋の代表的な味覚、茨城の「秋梨」を味わってみてください!
県内各地の梨生産者は、産地ごとに様々なこだわりを持って梨を生産しています。
梨をはじめ、果物の多くは生のまま食べられることが多いため、農家独自の配合で作った堆肥や有機物肥料等を使った土づくり、減農薬栽培など、味や安全の追求にこだわり、努力や工夫を凝らしている農家が多くいます。
茨城県では、梨の味が深まり、最もおいしい時期を迎える8月下旬から9月末までの期間中を「いばらきの秋梨 旬どまんなかキャンペーン」と銘打って、各種イベントやメディアを活用したPRなどの取組を、茨城県梨組合連合会やJA全農いばらき等の団体と協力して行っています。
この機会に、「旬どまんなか」の茨城の梨をぜひ味わってみてください!
いばらきスイーツフェスタ
日程:2024年9月19日(木)~9月23日(月)
場所:イオンモール土浦(茨城県土浦市高津367)
特設売り場では、茨城県オリジナル品種「恵水」も販売予定です。
※写真は昨年度の開催の様子です。
茨城県が追い求めたこだわりの梨
「恵水」
茨城県の農業総合センターが「新雪」と「筑水」を交配して育成した、県オリジナル品種『恵水』。平成28年度より本格出荷され、徐々に生産量が増えている期待の品種です。酸味が少なく深い甘みが感じられる、香り高くみずみずしい梨です。大玉で食べごたえがあり、シャリシャリとしたさわやかな食感も魅力です。収穫時期は9月上旬~下旬ごろ。秋の深まりとともに味にコクがのり、他の梨に比べ、冷蔵すると保存がきくのも特長です。
幸水
茨城の梨シーズンのスタートを飾る品種。
甘みがたいへん強くジューシーで、豊かな芳香があります。
しゃりっとしたさわやかな食感が、暑さの残る季節にピッタリです。
豊水
夏のお使い物として早めに出荷される場合もありますが、本来の旬は9月初旬~下旬にかけて。果肉はやわらかで、「豊水」の名の通り果汁たっぷりの梨です。甘みの中に適度な酸味があるため、梨好きの方に愛されている品種です。幸水に比べ、形状が丸々としていて日持ちが良いのが特徴です。
あきづき
「新高×豊水」に「幸水」をかけ合わせた品種で、3つの梨の優れたところを併せ持っています。果肉は緻密で甘みが強く、果汁も豊富。酸味は少なめで「幸水」に近い味わいです。
新高
大きなものは1kg以上にもなり、「梨の王様」とも呼ばれています。
大変甘く、さわやかな香りがあります。シャリシャリした食感があり、日持ちが良いのも特徴です。
にっこり
「新高」と「豊水」を交配して育成した品種で、大玉で味が良く、日持ちもする梨です。
※このページの情報は2023年9月時点のものです。
今、おすすめの記事