茨城県は栽培面積・出荷量とも全国第1位を誇る栗の生産地です。（令和4年産農林水産省野菜生産量出荷統計）
栗の歴史はとても古く、縄文時代の遺跡からも多くの栗が出土しているそうです。茨城県では明治30年頃から栽培が始まったとされており、主な産地は、笠間市・かすみがうら市・石岡市などで、他にも県内各地で広く栽培されています。
そのまま茹でて食べてもよし、新米で栗ごはんにすれば季節感もたっぷり。渋皮煮や甘露煮などにすれば、スイーツとしても楽しめる栗。
秋の味覚の代表格、日本一の茨城の栗をぜひご賞味ください。

そんな茨城県の栗の魅力を高め、広くPRしているのが茨城県くり生産者連絡協議会です。県内各地の生産者団体をはじめ、県・市町村・JA等関係機関が連携し活動しています。
今回、同協議会から「飯沼栗」をプレゼント！
「飯沼栗」とは、県央部に位置する茨城町下飯沼地区で生産され、一般的な栗と比べて甘く、また、一般的な栗の「１つの毬（いが）に３つの実」ではなく「１つの毬に１つの実」を目標とした見た目で分かるほど粒が大きいのが特徴です。
収穫後に低温冷蔵庫で20日間ほど貯蔵し甘みが増した状態で出荷されるため、販売時期は本来の栗の最盛期である9月・10月を過ぎた10月下旬から11月中旬です。
「飯沼栗」とは品種名ではなく、下飯沼栗組合による特別な栽培・出荷方法を施した栗に付いたブランド名なのです。
東京の市場では「最高級の栗」ともいわれるほど評価が高く、取引き価格は通常の2倍以上。
全国的にも、栗を扱う者ならばその名を知らぬ人はいないといわれる「飯沼栗」は、栗では全国で初めて「ＧＩ(地理的表示保護制度)(※)」に登録されました。

(※)ＧＩ…「地理的表示(Geographical indications)保護制度」は、長年培われた特別な生産方法により、高い品質と評価を獲得した農林水産物・食品等の産地の名称(地理的表示)を、知的財産として保護する国(農林水産省)の制度。

茨城県くり生産者連絡協議会の「飯沼栗生栗　2kg」を、クイズ正解者の中から抽選で4名様にプレゼントします！
甘くて大きい「飯沼栗」の評判は年を追うごとに各地へ広まり、茨城県共励会で農林水産大臣賞を2回、天皇皇后両陛下行幸啓天覧等で茨城県知事感謝状を2回、全国果樹技術・経営コンクールでは全国経営管理委員会会長賞を受賞しました。
希少なブランド栗「飯沼栗」の生栗を、ぜひお楽しみください！