PICK UP/ 茨城のうまいもの特集
旬のうまいもの特集
れんこん特集
茨城県のれんこんは、日本一の生産量を誇ります。茨城県は全国1位の生産量を誇り、全国生産量で半分のシェアを誇ります(令和4年産農林水産省作物統計)。
県内で生産されるれんこんのほとんどは、土浦市などの霞ヶ浦周辺で作られており、土壌が肥え、水温が高いという自然条件が、おいしいれんこんを育てるといわれています。茨城のれんこんは、肉厚で繊維質が細かいのが特徴です。近年では、れんこんを粉末にして練り込んだうどんや、漬物、お茶などの商品が人気です。
県内で生産されるれんこんのほとんどは、土浦市などの霞ヶ浦周辺で作られており、土壌が肥え、水温が高いという自然条件が、おいしいれんこんを育てるといわれています。茨城のれんこんは、肉厚で繊維質が細かいのが特徴です。近年では、れんこんを粉末にして練り込んだうどんや、漬物、お茶などの商品が人気です。
れんこん(蓮根)は、蓮(はす)の根ではなく、地下茎(ちかけい)という茎がふくらんだものですので、ジャガイモやサトイモと同じということになります。ただそれらの野菜と比べて大きく違うのが、ジャガイモ等は畑で育つのに比べ、れんこんは水をたっぷり張った泥の中で育つこと。その為、空気を運ぶ通気組織である気孔が発達し、茎に穴があきます。このことから、「先が見える、見通しがきく」縁起物として、お正月や慶事には欠かすことができない食材となっています。
ちなみに"蓮"と"睡蓮(すいれん)"は花や葉の形はよく似ていますが、"睡蓮"にれんこんはできません。また"蓮"には観賞用と食用があり、観賞用のものは食用に向きません。
ちなみに"蓮"と"睡蓮(すいれん)"は花や葉の形はよく似ていますが、"睡蓮"にれんこんはできません。また"蓮"には観賞用と食用があり、観賞用のものは食用に向きません。
れんこんはとても栄養価の高い野菜です。その秘密はれんこんが育つ環境にあります。れんこんは水をたっぷりと張った田んぼの中で栽培する為、田んぼの泥や水に含まれる栄養素や微量成分を吸収し蓄えながら成長するので、栄養価の高い野菜になります。
ビタミンCは本来熱に弱いのですが、れんこんはでんぷんが多いため加熱しても相当量のビタミンCが残ります。
れんこんには造血ビタミンと呼ばれているビタミンB6を含んでおり、貧血の予防にも良いといわれています。
不溶性の食物繊維が豊富で、便通を良くする他に腸内の発ガン物質を排出して大腸ガンの予防、動脈硬化や高血圧予防に効果があるといわれています。
れんこんは、深さ約20cmほどの水を張った田んぼの中から堀り取って収穫します。れんこんには、節に若い芽があり、そこから枝別れをして新しい子れんこんが伸びていきますが、収穫するのは主に一番大きくて太い親れんこん。素人が親れんこんを見つけるのは至難の技ですが、長年れんこん掘りを行っている農家さん達は、表面の泥をかき、新芽の向きを見ることで、親れんこんの大まかな位置を見つけることができるそうです。
れんこん掘りは、昔から備中(くわ)と鋤(すき)を使って掘り出していましたが、 近年では水を使って水圧で掘り取る農家さんが増加しています。水を吸い上げ、吐き出す機械を扱うには長年の経験が必要ですが、れんこんを傷付けることなく掘りとることができます。
「れんこんは水分をたっぷりと含んだ田んぼのなかで育ちます。水を切らしてしまったら、良いれんこんはできません。ですから、水をきらさないよう管理にはかなり気を付けて栽培しています。」
※平成24年取材当時
※平成24年取材当時
れんこん 200g
砂糖 大さじ1
水 大さじ2
しょう油 大さじ4
みりん 大さじ2
植物油 適量
1.れんこんは皮をむいて、2から3mm厚の輪切りにする。(縦切りでも可)
2.砂糖、水、しょう油、みりんを合わせて、よく混ぜておく。
3.フライパンに植物油を熱し、中火でれんこんを炒める。
4.れんこんに透明感が出てきたら、2.を加えて手早く炒め合わせる。
れんこん 半節(約150g)
小麦粉 1/3カップ
水 1/3カップ
卵 1個(*)
塩 少々
揚げ油 適量
1.れんこんを良く洗い、5cm幅に切り、縦に8等分に切る。
2.小麦粉、水、卵、塩を軽く混ぜ合わせ、衣を作る。
3.れんこんに衣をつけて、高温・短時間でカラッと揚げる。
4.お好みで、泡立てた卵白を衣に加えて揚げるフリッターにしても美味しいです。
れんこん 200から250g
片栗粉 約1/2カップ
ナバナ 適量
大根 適量
だし汁 4カップ
淡口醤油 適量
塩 少々
1.れんこんは、よく洗って皮ごとすりおろす。水気を良く切ってから、片栗粉を加えてよく混ぜ、丸めて団子にする。
2.ナバナは塩茹でし、3cm長さに切っておく。大根はいちょう切りにする。
3.だし汁を火にかけ、2.の大根を加える。煮立ったら1.の団子を落とし入れてゆでる。
4.団子に火が通って浮いてきたら、淡口醤油、塩で味を調える。ナバナを加えて火を止め、器に盛る。
※このページの情報は2020年時点のものです。
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