PICK UP/ 茨城のうまいもの情報

いばたべトピックス

茨城のうまいもの最新情報!

キャンペーンやイベント情報など、茨城のうまいものに関するホットな情報をお届けします。

2024.06.28|ニュース

いばらきメロン品評会「KING&QUEENコンテスト2024」開催!

いばらきメロン品評会「KING&QUEENコンテスト2024」開催!

いばらきメロン品評会「KING&QUEENコンテスト2024」生産者の皆さんと審査員の皆さん

2024年5月24日、全国的に有名なシェフやバイヤーが一堂に介し、ある果物の最高級品を決定するコンテストが行われました。
コンテストの名称は「KING&QUEENコンテスト2024」。
25年連続生産量日本一を誇るメロンの大産地である茨城県のメロン農家が、この日のために育て上げた本県オリジナル品種のメロン「イバラキング」と「赤肉メロン」を出品し、おいしさと品質の高さを競い合いました。

3日間に及ぶ審査の結果、「イバラキング」の部・「赤肉メロン」の部で最優秀賞の「ゴールドマイスター」、優秀賞の「シルバーマイスター」、優良賞の「ブロンズマイスター」がそれぞれ1名ずつ、入賞者が2名ずつの計10名が表彰されました。
注目が集まる、このコンテストの様子をお伝えします!

メロン王国◎茨城県

茨城県では豊富な種類のメロンが栽培されており、出荷時期は4月から10月と長いため、その時期毎に旬のメロンを味わうことができます。

中でも【イバラキング】は「茨城(イバラキ)のメロンの王様(キング)になってほしい」という想いが名前に込められた本県オリジナル品種。上品な香りと味が最大の特長です。
茨城のメロンについて詳しくはコチラから▷ https://www.ibaraki-shokusai.net/brand/melon/#subgroup0

昨年度は「King of IBARAKING」が初開催され、多いに盛り上がりました。
R5年度「King of IBARAKING」の様子はコチラから▷ https://www.ibaraki-shokusai.net/topics/?id=15766

○R5年度「King of IBARAKING」の様子

○R5年度「King of IBARAKING」の様子

イバラキングは果肉が緑色の青肉メロンですが、茨城にはクインシーを始めとした果肉が橙色の赤肉メロンも多く生産されています。
そこで今回は、昨年度コンテストを開催したイバラキングに加え、赤肉メロンも加えた2部門で、本県産メロンのおいしさと品質の高さを競いました!

一次(外観・糖度)審査

一次審査会場に集まったメロン

一次審査会場に集まったメロン

研究員がひとつひとつ厳正に審査

研究員がひとつひとつ厳正に審査

見た目の美しさもポイントです

見た目の美しさもポイントです

コンテストに出品されたメロンが集まるJAほこた営農情報センターの一次審査会場。

一次審査では、専門の機械や研究員の目で以下3つの項目が審査され、項目ごとにそれぞれ点数をつけられていきます。

「糖度」
「果肉の硬さ」
「見た目の美しさ」

糖度は、メロンを切らずに測定できる非破壊糖度測定器を使って測定します。
糖度が高いほど評価が高くなります。

果肉の硬さは、硬すぎず柔らかすぎない、適度な硬さが評価のポイントです。

見た目の美しさは、メロンの形状、ネットの美しさなどを評価します。

以上の審査の結果、「糖度」「果肉の硬さ」「見た目の美しさ」の合計点が高い、各部門5点が最終審査に進出となりました。

最終審査!

イバラキング、赤肉メロン各5点が最終審査進出

イバラキング、赤肉メロン各5点が最終審査進出

最終審査に残ったメロンと審査員

最終審査に残ったメロンと審査員

最終審査は、全国的に有名なシェフや都内百貨店バイヤー、高級果実専門店関係者など、錚々(そうそう)たる顔ぶれが一堂に会し、審査していきます。
最終審査員の皆様をご紹介します。

≪審査員≫
審査員長
 鎧塚 俊彦氏  Toshi Yoroizukaシェフ いばらき食のアンバサダー

審査員
 石渡 眞佐之氏 ㈱髙島屋 MD本部食料品部次長
 真野 重雄氏  ㈱三越伊勢丹 第1MDグループ新宿食品・レストラン商品部
 河野 啓介氏  ㈱京橋千疋屋 専務取締役 営業本部長
 髙橋 博宣氏  ㈱京橋千疋屋 アトレ恵比寿店店長
 村上 政治 氏 東京青果株式会社 果実第一事業部長
 石井 真弓氏  野菜ソムリエプロ
 Chico 氏 スイーツライター

最終審査は、一次審査で選出したメロンを、審査員による内部品質及び外部品質審査により順位を決定します。
メロンを「果肉」、「香り」、「味」、「食感」を指標に食べ比べ、「外観の美しさ」を含めた総合評価により、高いものから順番に評価点を付けていきます。

厳粛な雰囲気の中、最終審査が始まりました。

最終審査を行う審査員の皆さん

最終審査を行う審査員の皆さん

審査員長の鎧塚 俊彦氏

審査員長の鎧塚 俊彦氏

香りも重要な審査項目

香りも重要な審査項目

最終審査会場の中央には、外観審査用に1玉と半分にカットされたものが並べられ、審査員全員のデスクには食味審査用にカットされたものが置かれました。
審査員は、各々に配られた「評価シート」に基づき、以下の項目を細かく審査していきます。

「外見の美しさ」
「果肉の鮮度感・うるみ具合」
「香り」
「甘みやうまみ」
「食感のなめらかさ」

皆さん真剣な表情で、一つ一つをじっくりと見つめ、食し、香りを確かめながら、評価シートに記入しています。

授賞式の様子

コンテストの総評をする鎧塚氏

コンテストの総評をする鎧塚氏

「10個のメロンの審査をさせていただきましたが、昨年に比べてより一層レベルが上がっているなと思いました。
赤肉メロンは3種類の品種が出ており、それぞれ品種ごとの良さがありますので、審査が非常に難しかったです。
その中でどれもが素晴らしいメロンだったと思っております。
今年は、「見た目も良くて、味も良かった」と審査が一致しておりました。これは皆さん非常に努力された結果じゃないかなと思っております。
見た目も味も良い「イバラキング」、それから「赤肉メロン」がより一層発展していくことを期待しております。
うちのお店では常に茨城のメロンしか使いませんので、これからもたくさん使っていきたいと思います。」
と審査員長の鎧塚氏が、総評しました。

主催者を代表して、茨城県知事よりイバラキング部門の各受賞者に表彰状とトロフィーが贈られました。

主催者を代表して、茨城県知事よりイバラキング部門の各受賞者に表彰状とトロフィーが贈られました。

赤肉メロン部門の各受賞者には、スペシャルゲストの菊川怜さんより表彰状とトロフィーが贈られました。

赤肉メロン部門の各受賞者には、スペシャルゲストの菊川怜さんより表彰状とトロフィーが贈られました。

イバラキングの部・赤肉メロンの部のゴールドマイスター賞受賞メロン

イバラキングの部・赤肉メロンの部のゴールドマイスター賞受賞メロン

知事からは
「昨年初めてイバラキングのコンテストを開催した結果、受賞メロンがデパートなどで1万円を超える値段で販売されるなど、日本一のメロンの生産地である茨城のブランド力が認められたと感じております。
今年は赤肉メロンも含めてKING&QUEENという形で開催させていただきました。
先ほど鎧塚審査員長からもお話がありました通り、本当にレベルが高くて、昨年に比べて非常に審査に苦労されたそうです。
それだけ茨城県のメロンのレベルが非常に高くなっているということかなと思っております。
このコンテストを通じて、量だけじゃなく質も含めて、日本のみならず世界に誇るメロンの産地として、茨城県がますます発展していくように、審査に応募いただきましたメロン農家の皆さんにますます生産技術を磨いていただいて、更においしいメロンを作っていただけるように、茨城県としても、これからしっかり応援していきたいと思っております。
皆さんぜひ、茨城のメロンを応援いただけるとありがたいです。」
と受賞者を祝う言葉がありました。

受賞者のメロンは、都内百貨店等で限定販売されました!

新宿高島屋で販売された、イバラキングの部ゴールドマイスター賞の根﨑直喜さんのメロン

新宿高島屋で販売された、イバラキングの部ゴールドマイスター賞の根﨑直喜さんのメロン

新宿高島屋で販売された、赤肉メロンの部ゴールドマイスター賞の石田和徳さんのメロン

新宿高島屋で販売された、赤肉メロンの部ゴールドマイスター賞の石田和徳さんのメロン

※このページの情報は、2024年5月31日時点のものです。

ニュース関連記事

最近の記事

今、おすすめの記事

TOP