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2025-06-18 ニュース
いばらきメロン品評会「KING&QUEENコンテスト2025」開催!
いばらきメロン品評会「KING&QUEENコンテスト2025」開催!
2025年5月28日、全国的に有名なシェフやバイヤーが一堂に介し、ある果物の最高級品を決めるコンテストが行われました。
その名も「KING&QUEENコンテスト 2025」。今年で3回目を迎えたこのコンテストは、26年連続で生産量日本一を誇るメロンの大産地・茨城県の魅力を全国に発信するイベントとして注目を集めています。
会場には、茨城県の農家さんたちが丹精込めて育てた自慢のメロンが勢ぞろい。出品されたのは、本県オリジナル品種「イバラキング」と、果肉が鮮やかなオレンジ色の「赤肉メロン」。味や見た目、そして品質の高さを競い合いました。
3日間にわたる審査の結果、「イバラキング」と「赤肉メロン」それぞれの部門で、最優秀賞「ゴールドマイスター」、優秀賞「シルバーマイスター」、優良賞「ブロンズマイスター」が1名ずつ選ばれ、表彰されました。
年々注目度が高まるこのコンテスト。
今年の熱い戦いの様子を、たっぷりご紹介します!
メロン王国◎茨城県
茨城県では豊富な種類のメロンが栽培されており、出荷時期は4月から10月と長いため、その時期毎に旬のメロンを味わうことができます。
中でも【イバラキング】は「茨城(イバラキ)のメロンの王様(キング)になってほしい」という想いが名前に込められた本県オリジナル品種。上品な香りと味が最大の特長です。
茨城のメロンについて詳しくはコチラから▷
https://www.ibaraki-shokusai.net/brand/melon/#subgroup0
イバラキングは果肉が緑色の青肉メロンですが、茨城にはクインシーをはじめとする、果肉がオレンジ色の赤肉メロンも多く生産されています。
そこで、昨年度のコンテストから新たに赤肉メロンも対象とし、従来のイバラキング部門とあわせて、2つの部門で茨城県産メロンのおいしさと品質の高さを競いました!
R6年度「KING&QUEENコンテスト2024」の様子はこちらから▷
https://www.ibaraki-shokusai.net/topics/detail/17781
一次(外観・糖度)審査
コンテストに出品されたメロンが集まるJAほこた営農情報センターの一次審査会場。
一次審査では、専門の機械や研究員の目で以下3つの項目が審査され、項目ごとにそれぞれ点数をつけていきます。
「糖度」
「果肉の硬さ」
「見た目の美しさ」
糖度は、メロンを切らずに測定できる非破壊糖度測定器を使って測定します。
糖度が高いほど評価が高くなります。
果肉の硬さは、硬すぎず柔らかすぎない、適度な硬さが評価のポイントです。
見た目の美しさは、メロンの形状、ネットの美しさなどを評価します。
以上の審査の結果、「糖度」「果肉の硬さ」「見た目の美しさ」の合計点が高い、各部門5点が最終審査に進出となりました。
最終審査!
最終審査は、全国的に有名なシェフや都内百貨店バイヤー、高級果実専門店関係者など、錚々(そうそう)たる顔ぶれが一堂に会し、審査していきます。
最終審査員の皆様をご紹介します。
≪審査員≫
審査員長
鎧塚 俊彦 氏 Toshi Yoroizukaシェフ いばらき食のアンバサダー
審査員
石渡 眞佐之 氏 ㈱髙島屋 MD本部食料品部次長
真野 重雄 氏 ㈱三越伊勢丹 第1MDグループ新宿食品・レストラン商品部
髙橋 博宣 氏 ㈱京橋千疋屋 営業部マネージャー
大野 季嗣 氏 東京青果株式会社 果実第四事業部 副部長
石井 真弓 氏 野菜ソムリエプロ
柴田 泉 氏 『料理王国』編集長
最終審査は、一次審査で選出したメロンを、審査員による内部品質及び外部品質審査により順位を決定します。
メロンを「果肉」、「香り」、「味」、「食感」を指標に食べ比べ、「外観の美しさ」を含めた総合評価により、高いものから順番に評価点を付けていきます。
厳粛な雰囲気の中、最終審査が始まりました。
最終審査会場の中央には、外観審査用に1玉と半分にカットされたものが並べられ、審査員全員のデスクには食味審査用にカットされたものが置かれました。
審査員は、各々に配られた「評価シート」に基づき、以下の項目を細かく審査していきます。
「外見の美しさ」
「果肉の鮮度感・うるみ具合」
「香り」
「甘みやうまみ」
「食感のなめらかさ」
皆さん真剣な表情で、一つ一つをじっくりと見つめ、食し、香りを確かめながら、評価シートに記入しています。
決定!「KING&QUEENコンテスト2025」ゴールドマイスター賞
そして、ようやく結果がまとまりました。
栄えあるゴールドマイスター賞に輝いたのは……
【続きはこちらから】
「イバラキング」の部 結果はこちらから▷
https://www.ibaraki-shokusai.net/topics/?id=18179
「赤肉メロン」の部 結果はこちらから▷
https://www.ibaraki-shokusai.net/topics/?id=18180
授賞式の様子
審査員長の鎧塚氏が、
「年々、それぞれのメロンの差が縮まってきています。非常に素晴らしいです!私の立場からは外見をあまり気にせず、味だけで評価しています。でも、百貨店のバイヤーさん等はそうではない。色々な審査員の方がいらっしゃって、それぞれの視点で審査しているのがこのコンテストの面白いところと思います。来年もぜひまたこのコンテストを盛り上げていきたいです」
と今回の審査について総評しました。
知事からは
「メロンコンテストも今年で3回目、本県のメロン生産に大きな変化をもたらしてくれています。メロン生産者たちが切磋琢磨する環境を作ったことで、鎧塚審査委員長も仰っていたように年々審査が難しくなっていると聞いています。このコンテスト等を通じて、茨城県のメロンの知名度向上に取り組んでまいります」
とコメントがありました。
特別ゲスト・菊川怜さんも登壇!
控室でメロンの試食をされたという菊川さん。
「メロンを10種類も食べ比べすることができて幸せです!」とお話されました。
受賞者のメロンは、都内百貨店等で限定販売される予定です!
※このページの情報は、2025年6月18日時点のものです。
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