内海さんに、「みくにクレソン」の特徴を伺いました。
　「鎌倉のデザイナーさんにお願いして、クレソンのかわいいロゴによるブランド化に取り組んでいます。私・父・母・妹・弟とパートさんたちで役割分担して生産しており、栽培は主に弟と母が行っています。雑草等を土にすきこんで土作りを行い、栽培中は地下水をかけ流して育てています。土耕で長く太く栽培することで、茎の食感が良いクレソンができるんです」
　また、クレソンを一年を通して出荷する「周年栽培」を筑西市で実現していることも「みくにクレソン」の大きな特徴です。
　「クレソンは暑さに弱いというのが弱点です。以前は、栃木県那須塩原市の農家さんから夏の間だけクレソンを仕入れていました。でも、母が『夏もクレソンを作ってみたい』と言い出し、父は『できるはずがない』と反対しましたが、やってみたら、できたんです(笑)。もちろん母なりに試行錯誤を重ねた結果なのですが、もしかしたら『夏は筑西ではできない』という先入観があったのかもしれません。確かに茎が細くなりやすく、収量も減りますが、『みくにクレソン』として出荷できる品質のものが夏でも作れるようになりました」。また、「『食べ方が分からない』という声を多くいただくので、InstagramやFacebookでできるだけ多くのクレソンを使った料理をご紹介するようにしています」
　さらに、内海さんは、定期的に専門機関によるクレソンの成分分析を実施。味や食感の根拠を示すことで、他商品との差別化を図っています。

▼みくにクレソン Instagram
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▼みくにクレソン Facebook
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