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2025-01-10 イベント
ほしいもの日(1月10日)に、全国ほしいもグランプリ2025が開催!
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2025年1月10日、全国から選りすぐりのほしいも(対象:べにはるかの平干し)を集めて日本一美味しいほしいもを決める「全国ほしいもグランプリ2025」が開催されました。
注目が集まる、このグランプリの様子をお伝えします!
ほしいも王国 いばらき
戦前から有名な産地であったのは静岡県でしたが、1955年頃から茨城県がほしいもの生産シェア首位を占めるようになり、現在、茨城県は国内のほしいもの生産シェア9割を占めています。
書類審査・品質分析で最終審査に進む15者
県内生産者はもとより、全国各地から51点の応募がありました!
予選審査では、応募書類により事務局が出品物要件を満たしているか確認するとともに、分析機関において出品物の糖度・水分率を測定し、「甘さ」と「柔らかさ」のバランスの優れる15点を選定しました。
最終審査🏆
予選審査を終え、僅差の中、最終審査に進んだ15点は、冒頭の最終審査会の舞台へ進みます!
最終審査は、さつまいも、ほしいもに精通するシェフや専門家などに、ほしいもを愛する消費者の代表としてタレントの橋本マナミさんを加えた計5名の審査員が一堂に会し、審査していきます。
最終審査員の皆様をご紹介します。
≪審査員≫
審査員長
岡部 勝義氏 レストラン「et vous?」オーナーシェフ(通称:さつまいもシェフ)
審査員
泉澤 直氏(一般財団法人いも類振興会 副理事長)
小松 亜子氏(ほしいも愛好家、テレビ番組で「干し芋案内人」を務める)
田口 和憲氏(農研機構 上級研究員)
橋本 マナミ氏(ほしいも好きタレント)
最終審査は、予選審査で選出したほしいもを、審査員の食味審査により、「見た目」と「味」で順位を決定します。
ほしいもの「糖度」、「食感」を指標に食べ比べ、「外観の美しさ」を含めた総合評価により、高いものから順番に評価点を付けていきます。
ついに最終審査が始まりました
最終審査会場のステージ上には、外観審査用のほしいもが配置され、審査員全員のデスクには食味審査用にカットされたものが配膳されました。
審査員は、各々に配られた「評価シート」に基づき、以下の項目を細かく審査していきます。
「糖度」:甘みの強さや好ましさ
「食感」:柔らかさやもっちり感、香り
「外観」:色味の鮮やかさ、形状の揃い
「総合評価」:上記の評価項目を踏まえた、審査員の感覚・嗜好による「見た目と味」の総合的な評価
まず15点のほしいもを3グループに分け、審査。
各グループの中で上位になったほしいもの中から、最終的に順位を決定します。
皆さん真剣な表情で、一つ一つのほしいもをじっくりと見つめ、食し、吟味しながら、評価シートに記入しています。
ほしいもへの情熱・愛情が伺えました。
決定!「日本一美味しいほしいも」
そして、ようやく結果がまとまりました。
栄えある「全国ほしいもグランプリ2025」優勝者は……
東海村の「株式会社 干し芋農園川上」さんに決定!
受賞の感想として、代表取締役の川上さんは
「まさか受賞できるとは思っていませんでしたが、率直に言って嬉しいです。スタッフの皆さんのおかげです。その畑ごとにあった肥料を使うなど、一生懸命芋から作っています。一生懸命やってきた甲斐がありました」
とコメントしました。
2位は、ひたちなか市の「株式会社 幸田商店」
3位は、同じくひたちなか市の「干しいも工房しんあい農園」
という結果になりました。
今後の販売展開等
上位入賞者の商品は、都内百貨店やIBARAKIsenseなどでPR販売します!
詳しくはこちら
↓
https://www.ibaraki-shokusai.net/info/detail/18320
審査員長の岡部氏ならびに知事からも、受賞者を祝う言葉がありました。
岡部審査員長
素晴らしいほしいもを届けてくれてありがとうございます。
すべてのほしいもに、生産から加工まで、愛情がたっぷり注がれて作られているものだと感じられました。
甲乙つけがたくどれも美味しかったです。
また、優勝した干し芋農園川上のほしいもについて、岡部審査員長は
口に入れた瞬間に香りが口の中に広がりました。
噛んで飲み込む前に広がるおいも特有の優しい甘み、最後の「追い甘み」でまた次のひと口を食べたくなる、素晴らしいほしいもでした。
とコメントしました。
知事からは、
今回は、皆さん本当にガチで勝負していただきましたので、何が起こるかわからなかったんですが、1位から3位までを茨城県のほしいもが受賞することができ「ほしいも王国いばらき」の県知事としてホッとしています。
ほしいもの美味しさが全国に広がって、認知されて、皆さんで切磋琢磨して世界に広めていくことができれば、全国の各地域のレベルもどんどん上がっていくと思いますので、ぜひ頑張っていきたいと思います。
とコメントがありました。
ゲスト審査員・橋本マナミさん
ゲスト審査員の橋本マナミさんは、ほしいも愛を感じるトークを聞かせてくれました。
ほしいもは美容にも良いですし、普段からほしいもを持ち歩いています。大好きです!
4歳の息子もほしいもが大好きで、普段から持ち歩いて一緒に食べています。
ほしいもは満足感もありますし、糖分も摂れて元気になります。「疲れたな」という時とかに、なくてはならないものですね。
食物繊維も多く、ほしいもはパワーフードだと思っています!
トースターでちょっと焼いてバニラアイスと食べるのも美味しいです。ご褒美ですね。
また、審査についても、感想を話してくれました。
このような審査会は初めてで、どのほしいもも美味しかったです!生産者さんの愛情が伝わってきました。
大切に味見をさせていただいて、1票を入れさせてもらいました。
それぞれのほしいもが全然違って、1つ1つに個性があるんです。それが面白い。人間のようだと思いました。
食べれば食べるほどいろいろなほしいもと出会うことができて、楽しく審査することができました。
私もほしいもの魅力を広めていきたいです!これからも美味しいほしいもを作ってください。
普段からほしいもを食べている橋本さん。実は、グランプリに輝いた「干し芋農園川上」のほしいもも食べたことがあったのだとか。
差し入れでいただいたのですが、こんなの食べたことない!と感動しました。
今回のほしいもも、色鮮やかでツヤもあって、見た目から美味しそうですし、美味しいです!
柔らかくて、噛めば噛むほどうまみが増して、もっちり感も好みです。
と、感想を話してくれました。
※この情報は、2025年1月10日時点のものです。
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